山戸結希監督『溺れるナイフ』('16)を観たときに感じたものを正直に申せば、それは疎外感だ。例えば、長回しの多様に相米慎二の影響だとか、アフレコの使い方に神代辰巳の影響だとか、土着性の描き方に柳町光男の影響だとかを指摘することはできるかもしれ…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。