OKINAWA MOVIE LIFE

沖縄(宮古島)在住の映画好き。ツイッターは@otsurourevue

スピッツ「スピッツ」

 今日はスピッツがデビューした日であります。今年で14年目。時に節目になるわけでもないんだけど、2nd、3rdもとりあげたんだから、1stもと思って。
 WeezerGREENDAYのデビューアルバムを聴いたときと同じようなことを思ったわけ。ジャンルは全然違うけどね。なんか、引きこもりがちの少年の感情がギターサウンドに載せて爆発している感じ。マサムネさんの声はシャウト系じゃないんだけどね。音的に言えば、ニューウェイブからの影響を感じさせる。私見になるけど、ニューウェイブの中でも、アンチロックヒーロー的な暗さを青春的なボーカルで表現したバンド、それがスピッツなのだと思う。時期の歌詞はすごくファンタジックで、それでいて残酷で、ぼくはすごく好きだ。
 デビュー曲の「ヒバリのこころ」は、たしかPVやジャケットは暗めだったんだけど、どっかくもり空の下でいう「僕らこれから強く生きていこう」なんだろうなと思う。少しずつ冬を抜け出そうとしている、そんな印象。
「僕が君に出会ったのは冬も終わりのことだった 凍りついた角砂糖が溶け出してた」

スピッツ

スピッツ