サンボマスター「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」
昨日、部活が終わり次第買いに行きました。これは俺の夏のテーマになりそうです。
確かに、売れ線に走った気はしないでもない。てかこれは売れるでしょう。もし、この国のヒットチャートが正常に機能しているのであれば。
もしかすると昔からのファンの人はがっかりするかもね。けど、俺はサンボがこの曲を出したのは正解だと思う。もともと去年からサンボはソニー所属ってこともあってかタイアップは「NARUTO」「恋の門」といった具合に得ていた。ポカリスエットもね。そして今回、「電車男」というい最大のブレイクチャンスを得ているわけ。これほどドラマにあった主題化も今日日ないと思うよ。あまりドラマを見ない僕だけど、これは見なければいけないと思った。
曲としては、一般イメージのサンボマスターをなぞった上でポップにしたような印象はある。エレカシにとっての「今宵の月のように」、あるいはブランキーにとっての「ダンデライオン」みたいな曲なのかもしれない。アルバム曲にあるような毒はない。けど、序盤からの勢いある演奏に乗せられると否が応でも心を揺さぶられるのだ。サンボが売れたのは運もあるかもしれないけど、ようやくこういった魂を揺さぶられるロックが普通にみんなの耳に届くようになったのかもしれない。エレカシやブランキーは本来の姿からかけ離れた曲がヒットしたことで後の活動に影響を及ぼすこともあったけど、サンボは、おそらく本来の姿をリスナーは認めてくれたはずだから。
けど、もしブサンボマスターにCDの売り上げで負けたらいやだなあ。
- アーティスト: サンボマスター
- 出版社/メーカー: ソニーミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2005/08/03
- メディア: CD
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