大江千里「夏の決心」

　夏の歌は数あれど、この歌が一番夏だという感じがする。
　なぜかというと、おそらく小学生のころ、夏休み、ラジオ体操終わって家に帰るとポンキッキーズ、そこで流れていたからなのだと思う。夏休みを純粋に楽しめるのは子供だし、きっと夏休みは子供たちのものだ。
　大江千里自体はあまり好きではなかったりする。おなじ女々しいなら槇原敬之のほうがずっと好感が持てるし、ソングライティングの才能もそちらのほうが上だと思う。どこかあざとさを感じるのも事実だし。あと『東京ラブ・シネマ』の恋敵役があまりにもひどすぎたからね。
　けど、この曲はすごく好きだ。きっと音楽を意識して聞き始める前から聞いていた歌だから身体に染み付いているのだろう。
　この前カラオケで歌ったら89点だった。（2005.9.13記）

夏の決心