TRICK
2000年7月〜9月放送。演出:堤幸彦、出演:仲間由紀恵、阿部寛、生瀬勝久、野際陽子、前原一輝、菅井きん(1〜3話)、山崎一(1〜3話)、伊藤裕子(1〜3話)、河原さぶ(1〜3話)、篠井英介(4〜5話)、佐伯日菜子(6〜7話)、橋本さとし(8話)、大木凡人(8話)、鴻上尚史(9話〜10話)、正名僕蔵(9話〜10話)、柴崎蛾王(9話〜10話)
とりあえず、第1シリーズを見終わったので感想を書きたいと思います。
ストーリーは自称売れっ子マジシャンの山田奈緒子(仲間)が家賃欲しさに訪れた上田次郎助教授(阿部)を訪れ、上田の頼みにより「母の泉」事件を解決したことによりその後もちょくちょく事件解決を依頼されるといったもの。
まず、一応ミステリーだけどあまりトリック(仕掛けのほうね)には期待しないほうがいいかも。第一、山田奈緒子ってミステリー史上においてもっとも推理力のない探偵じゃあるまいか。けどね、僕だけかもしれないが、たいていの推理小説はトリックもさることながら、作品の雰囲気を重要視して読むのではないのだろうか。そういった意味で、このトリックの胡散臭さはすごくいいな。安っぽくて、夕方から再放送してそうな雰囲気が。
あと、キャラクター。仲間、阿部、生瀬、野際、どれもこの人選しか考えられないくらいに役が立っている。ゲストも、佐伯日菜子や鴻上尚史といった、あまりテレビドラマには出ない人を使っていたりして、それがこの第1シリーズにおいてはトリックワールドを作り上げることになっていたんじゃないだろうか。
あと、第1シリーズ最終回の舞台が沖縄で、しかも結構呪術的な面とかまがまがしさが前面に出されていたのは少しうれしかった。方言はちょっと違和感あったが。
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- 発売日: 2000/12/08
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