the pillows「MY FOOT」
どうにかなるさ
ならなくても
気付かないで生き残って
寝ぼけて歩いていた
こんな風に
Please Please, me
(山中さわお詩 the pillows「ノンフィクション」)
ピロウズのニューアルバムが出ました。
うん、「PENALTY LIFE」も「GOOD DREAMS」も確かにいいアルバムだし、胸に響く歌詞も多々あった。けど、何かが足りなかった。ピロウズでしか感じられないものがあるのは確か。だから、もっと感じさせてほしかった。数年前にくらべてバキバキに力強くなったアレンジは、それに変わるものではなかった。それは、きっと純粋な歌の力。
そして、プレデターズやThe ピーズなどの課外活動や、トリビュートアルバムと名うつものではきっと最高のものであるはずのトリビュートアルバムの発売を経て、1年4ヶ月ぶりにリリースされたアルバム。何枚目かは恥ずかしながらわからないけど、ピロウズ結成17年目に出すアルバムです。さわお君、今年37歳です。このアルバム、そんなこと感じさせないくらいに若いです。瑞々しいですし、尖った感じ(これがきっと最近無かったんだろうな)も復活している感じがします。
1曲目の「MY FOOT」。はみ出しモノだっていう意識をずっと盛ったまま進むんだって、何年も前から言ってきて、そして何年もたった今、本当にはみ出したままのひとだから、このバンドが信用できるんだって思いました。
きっと、4月1日に福岡であるライブも行くでしょう。一緒に行ってくれる人探しています。
88/100
- アーティスト: the pillows,SAWAO YAMANAKA
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2006/01/12
- メディア: CD
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