小沢健二「Ecology Of Everyday Life 毎日の環境学」
オザケンの4年ぶり、通産5枚目のアルバムで、全曲インストってことで、そうなるかワクテカして待ってたんだけど、個人的には前作「Eclectic」より好きだったりする。
ひょっとしたらシガー・ロスみたいなエレクトロニカになるんじゃないかと思っていたんだけど、内容としてはイージーリスニングに近いような、そんな作品。
まず、音がどんな風に鳴らされているのかが想像しやすいってのが挙げられる。多くの人がイメージする環境音楽って、シンセサイザーが鳴ってて、まるで海の底で鳴っているようなイメージで、胎内にいるような気持ちになるってのが多いかもしれない。
けど、個人的には、どんな風に音が鳴らされているのかわからない音楽って、それはそれで楽しいけど、どこかわからない不安も伴ってしまうんだ。だからこの作品は安心できるっていう点ですごくよかった。全体的にハーモニーを重要視しているのもグッドだったし。
84/100
Ecology Of Everyday Life 毎日の環境学
- アーティスト: 小沢健二
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2006/03/08
- メディア: CD
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