OASIS「Definitely Maybe」
やっぱオアシスはいい曲作るなあ、な一枚。
説明不要のモンスターバンド、ブリティッシュ・ロックンロール・バンド、オアシスのデビューアルバム。1994年リリース。
多分アジカンのゴッチがインタビューで言ってたと思うんだけど、オアシスもウィーザーも決して新しいことやっているわけじゃないけど、最先端だということ。
ロックって、クラシックの楽譜主義から脱したところに出発点があるんじゃないかなあ、って思ってて(不勉強ゆえに確かなことはいえません。すみません)、それが確立するころにスタンダードなメロディって生まれたと思う。それは、アメリカとイギリスじゃ微妙に違うものだし、より細かい地域でも違うものだ(不勉強ゆえに(ry))。
特徴は、最高のビートをたたき出すギターと、酔っ払ってるみたいなリアムのボーカル、これがすべて。けっして目新しいものは見つからないけど、今までの音楽に無かった魅力が確かにある。
昔あるサイトのThe ピーズのレビューで、労働者階級の叫びみたいな点からOASISと比較させて語っていたのを読んでなるほどなあと思った記憶がある。たしかに、ふてぶてしいボーカルスタイルやパンキッシュな演奏は似ているかもしれない。いい歌を前面に出すオアシスに対し、ピーズは若干パブロックやブギからの影響を前面に出しているという違いがあるが。
これを聴いて、まずパンクを感じました。それと、ハードロックの持つわかりやすさも感じました。それで、おそらく歌自体は、いい歌なのはもちろんですけど、イギリスの伝統的スタンダードではないかなあと思うのです。
痛快、ロックンロール。
82/100
- アーティスト: Oasis
- 出版社/メーカー: Sony
- 発売日: 1994/09/01
- メディア: CD
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