誰よりもママを愛す
「誰よりもママを愛す」で、内田有紀が誰の子だかわからない子を妊娠して、その父親に劇団ひとりが立候補するってシーンがあった。これどっかで見たようなと2秒くらい考えて、やっとわかった。ああ、「蒲田行進曲」だ。平田満と松坂慶子と風間杜夫。なにげに「蒲田行進曲」のオマージュが見られて、少し幸せな気分になった。
遊川和彦さんという人は何気に自由度が高い脚本家だよな。「女王の教室」というヒット作を持っていて、問題提起的な作品を描きつつ、その根底にあるのはヒューマニズムだったり義憤だったりする。それに、役者と役がぴったり嵌っているというのも大きい*1。小林聡美、阿部サダヲ、劇団ひとりとか。
*1:今期のドラマだと「マイ★ボス マイ★ヒーロー」「結婚できない男」あたりもキャスティング賞もの