OKINAWA MOVIE LIFE

沖縄(宮古島)在住の映画好き。ツイッターは@otsurourevue

コマンドー

アーノルド・シュワルツェネッガー主演の1986年公開のアクション映画。テレビ放送でだけど、初めて観た。
 元々、アクション映画ってほとんど観なくて、でも観たら結構楽しめるんだよね。ただ、アクション映画って、あまり独りでは観たくないですね。空しくなります。(そう言えば以前見た「ダイ・ハード4.0」の感想もまだ書いてないや)
 さて、この映画、内容は元軍人のシュワちゃんが娘を誘拐され、某国の大統領を暗殺するように言われるがどうにか抜け出して誘拐した組織を1人で壊滅させるお話、と言ってしまえば身も蓋もないか。
 アクション映画の楽しみっていうのは、危機的状況をいかに機転を利かせて切り抜けるか、っていうところにある。だから「トムとジェリー」はかなり高度なアクション作品だと思う。これにもそんなところが随所に現れている。それに、シュワちゃんや相棒となる黒人女性シンディの気の利いたジョークもそれに華を添えている。
 さて、これは完全に主観的な意見だけど、なんかね、ぼくはアクション映画を観てるとすごく細かいところが気にかかるんだ。たとえば、ああ、今罪のない人々が死んだな、とか、ああ、この悪の組織の兵隊にだって家族とかいるんだろうな、とか。
 偽善的とか思われるかもしれないけれど、自分が進んでアクション映画を観ないのにはそんな理由があるのかもしれない。

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