特殊なパニック映画。
コーエン兄弟やロメロの「ゾンビ」みたいなわからないなりにも感じ取れるようなメッセージ性は特になく、終盤まで恐怖をあおり続ける純粋なパニック映画になっている。表現としては重ね撮りされたパニック以前の風景との皮肉な比較がよかった。
自分は途中で死んでしまう鳥居みゆきみたいな女の子が結構いいと思った。
多分、この映画こっきりの手法だと思う。映画か?といわれれば微妙だし。だけど、見る価値はある。あまり語ることは、ない。
たぶん、「アポロ13最後の通信」のコピペを読んだときのような気持ちになったんだ。