涼宮ハルヒの消失（★★★☆☆）

　人気アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」でも特に人気の高いエピソードの映画化。

　映画化といっても、どうしても動画サイト対策といった下衆めいた勘ぐりをしてしまうのだけれど。

　アニメ「ハルヒ」の作品のひとつとしてはよかったのだけれど、映画としてみるとやっぱりキョンの、いかにもライトノベルって感じの語りが冗長だと感じてしまった。

　前者に関して言えば、京都アニメーション特有の学校の描写をスクリーンで味わえたのはすごく貴重な経験だったから。
　後者に関しては、こういう語りを映像で表現するのが映画だと感じたから。

　きっと、こういう見方は「涼宮ハルヒの消失」を鑑賞するうえで全くの筋違いなのだろうけど。

　それでも、ハルヒの「待たせたわ！」→タイトルロールの入りは素晴らしいと思った。

　それにしても驚愕はまだかな・・・。