(500)日のサマー(★★★☆☆)
ライターのトムが同じ会社のサマーという女の子に一目ぼれしてから振り回される500日間を時間軸バラバラで描いた映画。
そこまではまれなかったのはサマーをそんなに可愛いと思えなかったからかもしれない。
そばにいる友人の立場で、「そんな女はやめておけ」というような感じだった。
けど、近くにサマーみたいな女の子がいたら、やっぱり好きになるかもしれない。
この映画が時間軸バラバラで描いているのは、良いメモリーも悪いメモリーによって塗り替えられてしまうということを示しているんじゃないかと思う。
だから、この構成ってある意味すごく残酷で、絶望的なんじゃないかと思った。
しかし、こうも言える。悪いメモリーは良いメモリーによって塗り替えられる。
それゆえ、ラストに添えられた救いにはホッとした。
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