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OKINAWA MOVIE LIFE

沖縄(宮古島)在住の映画好き。ツイッターは@otsurourevue

セラミック・ガールに会いに〜Perfumeライブ感想〜

キリンチューハイ 氷結 Presents



Perfume 3rd Tour 「JPN」



打ち上げ公演!海パーン!!!



会場:宜野湾海浜公園野外劇場

日時:2012/5/26





 もう二週間も前のことになるが、Perfumeのライブに行ってきました。初参戦!

 一言で感想を言うと、超楽しかった!!!

 ツアーファイナルということでPerfumeたちもすべてを出し切ったような感触を受けました。



 ここでは、その楽しさについてちょっと分析してみます。

 長々と書いてしまいめんどくさいことになっているので、ライブれぽが読みたい方は飛ばしてください(↓)。



 Perfumeの音楽を特徴づけるものとして、中田ヤスタカによるトラックのきらびやかさがあげられると思います。それをレトロフューチャーの一言で済ませることは簡単ですが、ことによると僕は、これが僕たちが子供のころに思い描いていた未来の音楽に近いという理由が、より個々人の思い出に密接するかたちで存在するところにあるのではないかと思います。

 例えば、僕たちの世代でいうと、よほどのことでない場合は、中学校や高校に入って外国からの音楽にかぶれたりする前に初めて触れて感動を覚えた音楽はJ-POPなわけです。1984年生まれの僕たちの世代だと、ZARDに代表されるビーイング系とか、その後のTK(小室哲哉)サウンドとか。で、小学校のころに僕たちがこの先経験するであろうキラキラした青春を夢想するときにバックでかかっている音楽は、そのJ-POPの中でも最先端と言われる音楽ではなかったか。おそらく、ここ数十年くらい、J-POPとして存在できる範疇で最先端を行く音楽というのは、シンセサイザーを多用した音楽だったはず。

 その幻想は90年代の終わりごろに、HIP HOPやR&Bがチャートを斡旋し、一方でインディーズシーンでのパンク/ハードコア系ミュージシャンが台頭して中高生男子の受け皿となったことにより崩壊します。そうやって「なんでもあり」になった日本のミュージックシーンはやがて飽和状態に陥りました。その中で、過去の幻想を引き継ぎつつも確実に2000年代に位置づけて恥ずかしくないクオリティで登場したのがPerfumeでした。

 だから、すくなくとも僕の世代としては無意識的にこれは本来存在すべきだった青春を想起させるものとして存在しているのではないかと思います。(了)



 さて、ライブレポに。

 アルバム『JPN』のイントロトラック「The Opening」に乗せて3人がステージに走りだしてきてから、3人と花火を観るまで、一時たりとも退屈な時間はありませんでした。

 Perfumeはトラックにせよダンスにせよ、情報を詰め込んでいるうえに右脳的な楽しみ方が可能なので、本当に気持ち良かった。

 また、ライブならではの楽しみとして、MC。

 僕は、このMCは決して楽曲と切り離したものではないと思います。Perfumeの楽曲に出てくる女の子ならこんなことを言うに違いないと思ってしまうのです。

 

 今回のセットリストはもちろん『JPN』からの曲が多めなのですが、全体的にアッパーな楽曲が多かったように思います。「575」や「I still lovu U」は気に入っている曲なのですが、この流れならやらなくても仕方ないかなと。

 特に中盤の「エレクトロ・ワールド」〜「セラミック・ガール」〜「チョコレイト・ディスコ」の流れは圧巻。過去の楽曲の中でも特にアッパーなものを選ぶことで経験したことのないような高みに連れてってあげるとでもいうような宣言のように思えました。アンコールの「ジェニーはご機嫌ななめ」での3人のパフォーマーとしての魅力もたまりません。



 また、Perfumeのライブならではの楽しみとしては、「P.T.A.のコーナー」というのがあって、Perfumeの指示通りに振付したりコールしたりするわけですが、ここで会場が本当に一体化するんですよね。ここで振付を教えてもらった「MY COLOR」とか「心のスポーツ」とか、曲を聴くたびに思い出せます。ホント、楽しかった。



 さて、今回は「打ち上げ」ということで、野外公演でファイナルで打ち上がるものといったらあれでしょう。

 花火!

 ステージ上に座っている3人と花火を眺めながら、夏の始まりを感じた。今回あれだけアッパーな曲が続いたのも、夏への期待と呼応しているからなのだなと思った。

 また、ラストであ〜ちゃんが涙ぐんでいたのが印象的だった。ちょっとぐっときたかと思えば、「あれ一発いくらぐらいするっちゃろ」というセリフに笑みが。

 本当に、このライブに携わった全ての方に感謝したい気持でいっぱいです。

 本当にありがとう。




JPN(初回限定盤)(DVD付)

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