2012年観た映画ランキング(125−101位)
年の瀬のほどいかがお過ごしでしょうか?乙郎です。
今年は新作で125本の映画を観ました。自分でも観すぎだなと思います。使った金額については考えたくありません。ただ、今年はレンタルDVDでフォローした部分も大きいのでひょっとすると金額自体はそんなに行ってないかも。
来年には映画館がないところに異動する可能性が高いのでこれだけ映画が見られるのは今年が最後だという気持ちで観ていました。せっかくなので、ランキング形式で、一言ずつコメントを遺しておきたいと思います。
125位 映画ドラえもん のび太と奇跡の島〜アニマルアドベンチャー〜
子供向けと子供騙しは違うものだ。ぼくはドラえもんで育っただけに、こんな説教くさい作品にしないでほしかった。
124位 映画ホタルノヒカリ
なんだろ?出来が悪いのもあるけど、女性の幸せってそんなんでいいのかと思った。
123位 映画桜蘭高校ホスト部
出来の悪さだけではワースト。一応お金持ちの高校を舞台にした作品なのにあれだけしょぼい学園祭はないと思った。
122位 RIVER
ブログにも書いたけれど、もし秋葉原通り魔事件と東日本大震災を関連付けて描くなら、それこそ大林宣彦が『この空の花ー長岡花火物語ー』で見せたような誠実さをもって描かなくてはならなかったと思う。
121位 おかえり、はやぶさ
たぶん「はやぶさ三部作」中一番子供向けのはやぶさ映画が、一番分かりにくいのはなんでだろう。
120位 僕らがいた(前編)
少女マンガの王道を行っているのだろうけど、前半と後半の展開が似通いすぎていて、退屈した。
119位 麒麟の翼〜劇場版・新参者〜
お説教くさい。
118位 ツナグ
メッセージ自体は正しいと思うが、説明的な演出のせいで素直に心に入ってこなかった。
117位 劇場版テンペスト
原作を読んでいただけに破天荒な展開を理解することは可能だったが、同時にあの原作を映像化しうるだけのクオリティーが欲しかった。
116位 アフロ田中
ここからそんなに悪くないゾーンに入る。監督は僕と同世代で、なんか皮膚感覚で面白さが分かる個所もあった。佐々木希のキャラが、田中を「いい人だとは思っているけど付き合えない」と思っているところもよかったし。ただ、葛藤の解決をより丁寧に描いてほしかったのかな。
115位 特命戦隊ゴーバスターズ THE MOVIE 東京エコタワーを守れ!
単純に世界観が乗れなかった。
114位 僕らがいた(後編)
前編よりは事件が起こるので観ていて楽しめる。ちょっとケータイ小説的になるが。あと、「愛を乞うよりも自ら愛することこそが真実の愛だ」というメッセージは心を打った。ただ、やはり好みの演出ではないし、『今日、恋をはじめます』に比べると主人公が恋愛しかしていないのが気にかかる。
113位 ベルフラワー
賛否両論なのもわかるんです。はっとするくらい美しいシーンがありますし。ただ、なんだろ?失恋に対する考え方が合わないのかな。
112位 きっと、ここが帰る場所
ごめんなさい。寝てました。
111位 ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
原作は『アメリ』みたいな話だと思っただけに、ちょっと真面目に作りすぎでは、と思った。そのほうが、喪失感の対比が出ると思ったし。
110位 幸せの教室
トム・ハンクス若い人と仕事したいのかな?それだったら若手インディーズ監督の作品に出ればいいと思う。
109位 レンタネコ
実は荻上監督の作風は嫌いじゃない。ただ、やっぱりレンタカー屋のくだりはちょっとないよな。
108位 踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望
前作よりはまし。上がるところもあったと思う。
107位 BRAVE HEARTS 海猿
一部で評価は高いけれど、個人的には薄味な印象しかなかった。やっぱり人物に魅力がない。
106位 ヴァンパイア
岩井俊二久々の作品だけど、退屈だった。篠田昇を失ったことは大きかったのか。
105位 バトルシップ
ヒロインのパートに飛ぶたびに緊張感がそがれる気がする。
104位 ヘルタースケルター
映画としてはあれだけど、実は嫌いじゃない。でも、すごく嫌いって人がいるのも分かる。あ、でもモノトーンでミニマムな岡崎京子作品に下品な赤いペンキをぶちまけた点ではやっぱり嫌いかも(どっちや!)。ただ、何箇所か明らかに過剰な部分があって、そこは上がった気がするんだ。
103位 ウルトラマンサーガ
これは僕にウルトラマン耐性がないのが悪い(昭和時代のウルトラマンは好きで何作か観ているんだけど)。
102位 11.25 自決の日 三島由紀夫と若者たち
自分の中の三島像と井浦新の三島像が結びつかなかったけど、僕が勉強不足なだけかもしれない。たぶんもう一回観ます。
101位 ポエトリー アグネスの詩
これも今の自分には理解できなかったとしか言えない。もう一回必ず見ます。