『白鳥麗子でございます!』(小椋久雄)
日本映画専門チャンネルで放送していたものを視聴。
とりあえず、画質が綺麗だった。素人考えだけど、ハンディカムも多いし撮影はフィルムじゃないのかもな。
やっぱりさ、登場人物に「まあ、あそこにいい男がいるわ」と言わせてはいけないと思う。そして、彦麻呂がイケメン扱いされている・・・。
マンガに出てくる金持ちを実写化した時によく生じる問題なんだけれども、どうしても「金持ちって言ってもこの程度?」と思っちゃうんだよなあ。これはまだ華々しさがあるけど、『桜蘭高校ホスト部』の映画版はひどかった。
金持ちと結婚することになって見ず知らずの親戚が寄ってくるってエピソードちょい生々しい。
うーむ。やっぱりあの結婚式の顛末は個人的にはいただけない。ただ、基本的にこの時期の松雪泰子は演技に照れがあるような気はするんだけど、「オーッホッホッホ」と甲高く笑った時は神演技。あとラストは結構好き。白鳥麗子は成長してはいけないキャラクターなのかもしれないので、ラストのあのちょっとしたレベルでの成長はなんかうれしかったかな。
あと、美保純さん演じるうずまきというメイドがいるのだけれども、こういった破天荒な人物をひたすらサポートするキャラクターはそれだけで魅力的だ。
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