『アイドル・イズ・デッド』（加藤行宏）

　レンタルDVDで鑑賞。
　おもしろかった！既存のアイドル映画×とあるジャンルといった趣なのだけれども、まだレンタル始まったばっかりだし、どんなジャンルかも伏せておく。どんなジャンルかも知らずに観てびっくりしてほしいという気持ちがあるので。
　僕に至っては、BiSというアイドルグループについても何やら破天荒な活動をしているらしいということしか知らなかったので、かなり衝撃を受けることができた。おそらく、ストーリー展開や映画としてのつくりにアイドルについての寓意を求めることができる。個人的には、この映画の低予算らしいロケーションとかチープさとかが、地方に住む人間がアイドルのようなキラキラしたものを求めるある種の感情にリンクした。もしこれも必然であるならばかなり画期的かつ同時代的な映画だと思います。
　あ、あと何というか、BiSの面々がかわいいということがこの映画の魅力を大きく底上げしているんですよ。アイドルのステージってなんで観ていてあんなに気持ちいいんだろうな。