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OKINAWA MOVIE LIFE

沖縄(宮古島)在住の映画好き。ツイッターは@otsurourevue

未来を旅する

essay

 昨日、彼女とケンカした。いや、ケンカになりそうでならないくらい、火がつかないくらいの不完全燃焼だったというべきか。

 理由は、僕が那覇に戻る時の詳しい日程を教えていなかったからだ。今日から数日間、東京、高知、福岡に旅行に行くのだが、旅行の準備に忙しくて忘れていた。宮古那覇間を単なる移動くらいに考えていたのは致命的だった。

 言い訳はいくらでもできる。チケットをとったこと自体遅かったし、ここ数日忙しかった。けれども、そもそもチケットを早めにとっていればこんなことは起きなかったわけで、やはり非は僕にある。

 去年観たミランダ・ジュライ監督の『ザ・フューチャー』という映画に忘れられない台詞があった。



映画「ザ・フューチャー」予告篇 - YouTube


「君らのはじまりはまだ終わっておらん」

 まるで預言者のようなこの台詞を主人公カップルの男のほうが言われ、その後女の方の不倫行為により彼らの関係は破綻する。

 果たして相手に本当の自分をさらけ出せているのか?とても今の僕には突き刺さる作品だ。

 僕が元々根が小心者だからかもしれない。大きな旅行をする前はとんでもなく心細い気持ちになるものだけれども、こうやって恋人との関係がうまくいかない、といってもラブラブな状態じゃないというくらいのものでさえ、別れてしまったらどうしようという不安に苛まれる。こう考えると、やはり僕は彼女なしではやっていけない。

 昨日はそのまま不貞寝した。髪も洗ってなかったからくさくなっていた。お風呂に入り、珍しく朝シャンしてきたところ。

 人生は旅なのだろう。そういった広義の旅には伴侶が必要だ。そして狭義の旅にはひとりで行くものも多く、果たして自分ひとりで大丈夫か不安になることが多い。

 過去も旅から帰ったあと、恋人への連絡をほっぽり出してしたたか怒られたことがあった。僕には、彼女が旅を共にする相手だという自覚が薄かったのかもしれない。

 この旅がうまくいくことを祈る。