桜咲く放課後に初恋の風がスカートを揺らす

　月曜日に故郷から帰ってきて、その翌日には部活の合宿に行き、今日部活の合宿からかえって来るというハードスケジュールな今週。よく考えれば今日で今月も終わり。今月は今年に入ってずっと続いていた不調がようやく上向きになり始めたかなと思う月だった。ぶっちゃけ、逃げ出したいと思うほど忙しかったけど。明日からまた忙しいんだけど、がんばろう。早く家にインターネットつないで、毎日更新できる状況にしたい！
　沖縄に帰っているときに久しぶりに初恋の人に会った。初恋っていったってそんなに昔のことじゃないんだけどさあ。17歳の時だし。いっぱい話せて楽しかったなあと思ったんだけど、まあ、あまり知りたくないこともあった。書かないが。それで、なんかこっち帰ってきてからずっとその時の楽しさで頭がいっぱいになっている。多分に、誰かと付き合いたいと思うのはこうやって話して楽しいと思う感覚をもっとたくさん味わいたいと思うからなんだろう。
　高校を卒業して2年経って、お金を稼いだり、サークルの自治に携わったりして、それなりにコミュニケーションのとり方とか、いろいろ成長したとは思う。今の方がきっと音楽を聞く耳とかも養われているし、物事に対する鑑賞眼も上がっているだろう。だが、そうでない高校のころってもっと自分の核に迫るようなものを求めていたんじゃないかなあ、って。お母さんにご飯食わせてもらって自分のやりたいことは何でもできる状態だからこそ、あのころに触れた表現に関する思い入れは大きいし、恋愛とか、その他もろもろの物事の受け取り方もそうだ。
　最近の俺は世間ズレして、物事に対する素直な感情というのを忘れてたんじゃないかなあ。久々に初恋の人や、高校のころの友達に会って高校生のころに戻れた気がした。初心忘るるべからず。この気持ちを持って、俺は大学3年生としての一年を乗り切っていこうと思う。

青春時代