くるり「The World Is Mine」
くるりの4thアルバム。2002年リリース。新井英樹に同名の漫画がある。
このアルバムよりギターの大村達身が加入。
先行シングルは「ワールズエンド・スーパーノヴァ」。これは完璧なトラックだと思うよ。同じ音節を繰り返すダンスミュージックの手法をバンドでやっていて、メロディもトラックの邪魔をしていなくて、リリックも意味がなさそうに見えて結構残っていたりする。くるりに00年代のNEW ORDERの称号をこの一曲だけで与えたい。
「PIANORGAN」みたいに完全にバンドサウンドから乖離したトラックも多く、ダンスミュージックに傾倒したアルバムで、今なお賛否両論分かれる。けど、僕は好きですね。最初から最後まで続けて聴いてちょっとしたストーリー性を感じることもできるし、それに、2002年の初めくらいの気分なんだよね。くるりはこういった気分をメロディやアレンジや歌詞で表現するのがうまい、器用な人々だと思う。
後好きな曲は「GO BACK TO CHINA」「アマデウス」「ARMY」それから「男の子女の子」以降の最後までの流れは神レベル。
ちなみに、僕は「男の子女の子」のPVに出演したという人と話をしたことがあります。
87/100
- アーティスト: くるり
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2005/09/22
- メディア: CD
- クリック: 10回
- この商品を含むブログ (132件) を見る