the pillows「MY FOOT TOUR」@FUKUOKA DRUM LOGOS
行って参りました。ピロウズのライブ。
やっぱりすごいわ。「MY FOOT」からの曲は全部名曲だし、もっと聴きこんでおぼえていけばよかった。このおっさんたち。たとえばもしぼくが36歳になったときに、それは今から15年後だけれど、こんな風にとんがり続けて、そして同じような思いを持ったマイノリティたちに喜びを与えられるだろうか、とかそんなことを思った。桜を見るのは好きだけど花見は嫌いとか、そんなところにね。
あと思ったこと。「MY FOOT」以外からも色色やって、それには懐かしの「彼女は今日」を初めとして、「I know you」とか「Irene(My Beautiful Sun)」とかラブソングが多かった。それで思い出したのが、「MY FOOT」ってラブソング少なかったんだな、って。いや、確かに「Mighty Lover」や「My girl」はラブソングだけど、曲として今回目立ったのはキッドナップミュージックとしての側面で、ロックンロールバンド・ピロウズの側面が強調されていたのだなって、改めて思った。実際に4年前に見たときよりもロックしている印象は強かったし。けど切ないラブソングを歌うピロウズも好きなんだけれどね。
それにしても、「ストレンジカメレオン」を生で聞く日が来るとは思わなかった。さわおさんの声は「Please Mr. Lostman」のころよりも少し大人になっている気はしたけれど、それでもあの声で歌われるこの曲は、相変わらず最高だ。
本編は「Gazzele City」で終わって、アンコール。「Terminal Heaven's Rock」とかノリのいいナンバーが中心で、最後は「RUNNNERS HIGH」で終わったかに見えた。そして客電がつき、SEに流れる「MY FOOT」。そこで観客みんなの大合唱が始まった。そして「MY FOOT」が終わると客席からアンコールの歓声。
そして、4人が戻ってきた。時折4人で相談しつつ、「リクエストには答えません」なんて言いながら、曲は、えっ、まさか、「ハイブリッドレインボウ」だった。もうのどが張り裂けんばかりに歌ったね。本編では「アナザーモーニング」もやってくれたけど、この曲もやってくれるなんて。なんというか、感無量だった。「ハイブリッドレインボウ」の歌詞を胸に刻んでしばらくやっていくことになりそうだ。
最後に、「今新曲をたくさん作っている」といううれしい言葉を残してくれた。ピロウズの新作を心待ちにする日々がまた来るのだ。
- アーティスト: the pillows,SAWAO YAMANAKA
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2006/01/12
- メディア: CD
- 購入: 2人 クリック: 13回
- この商品を含むブログ (277件) を見る