ニニンがシノブ伝
古賀亮一の漫画のアニメ化。2004年放映。
とにかく若本規夫の好演に尽きる。本編は7割若本さんの喋くりでできてるんじゃないかと思えるくらいだ。
そして、ギャグも決してパロディに頼っているわけじゃないのだけれど、すごく笑える。おそらくは言い回しだろうな。
個人的には、ちょい太目のキャラデザも好みです。
さて、ストーリーに触れるのでたたみます。
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
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この作品では、主人公のシノブがひょんなことから普通の女子高生不知火楓と出会い、楓はシノブや音速丸やサスケをはじめとする忍者たちとの騒動と巻き込まれ、ちょい百合が入ったシノブからのアピールを受けていくうちに、次第にこの世界、「忍者の里」が心地よくなる。期間にして1年。
しかし、お別れのときはやってきて、シノブはイギリスに留学する。
シノブがいなくなった後、その1年間がどれだけ楽しかったか、楓のモノローグで語られる。
そして、「忍者の里」の門の前で、楓はシノブと再会する。イギリスで早速落第したシノブと。
これが少し引っかかって。
確かにギャグアニメだし、深夜に放送されていたから視聴者も限られているから別に道徳的なことを要求するわけじゃないのだけれど、シノブを落第させる必要があったのか。留学を終えて一回り大きくなったシノブでもよかったんじゃないか?
正直、結局成長できず楓を頼っていくシノブみたいな終わり方だったのが、残念だった。
ちょっとほろ苦さが残った最終回でした。