スタンド・バイ・ミー('87/ロブ・ライナー)
名画の誉れ高い作品だけど、ちゃんと観たのは初めて(原作は読んだことある)。
アメリカの雄大な自然、50年代の裕福とは言えない時代における格差、冒険、少年たちの将来の悩み、いろんなものが詰まっていると思った。
実際に今見るとチープなところも多いし、映画としての欠点もあるけど、多くの人がベストワンに選ぶのも納得。
これでリアルなのが、主人公のゴーディはクリスとは夜の見張りの際に将来への不安を打ち明け合ったりして親友といって差し支えない関係になっているのに、その他のバーンやテディとはその後疎遠になっているということだ。
微妙にゴーディは2人を見下す発言があるし、いちばん見せ場の場面でもバーンとテディは逃げているし。
クリスとの話は多少美談すぎるきらいがあるけれど、それでも「みんな仲良く!」みたいな友情の押しつけにならなかったのはリアルだった。本当にわかりあえる友達なんて、なかなかできないものだ。
ラストで「スタンド・バイ・ミー」がかかるところは泣きそうになった。
それとキーファー・サザーランドが出ていたのはびっくりした。
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