OKINAWA MOVIE LIFE

沖縄(宮古島)在住の映画好き。ツイッターは@otsurourevue

2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

Weezer「PINKERTON」

高校時代によく聞いていたアルバム。とにかく、痛快。詩の内容は結構情けなくて、それをリヴァースはきちんと表現できている。 でも、やっぱりこのアルバムの最大の魅力は何かというと、泣きのメロディーだと思う。個人的にはM-8「PINK TRIUNGLE」が大好きで…

桜咲く放課後に初恋の風がスカートを揺らす

月曜日に故郷から帰ってきて、その翌日には部活の合宿に行き、今日部活の合宿からかえって来るというハードスケジュールな今週。よく考えれば今日で今月も終わり。今月は今年に入ってずっと続いていた不調がようやく上向きになり始めたかなと思う月だった。…

大島弓子「四月怪談」

故郷に帰ってくると高校生のころ愛読した本を久々に読み返す。大学合格とともに実家を出た人は特にその傾向が強いと思う。高校時代と大学時代の読書や音楽の趣味が明確に分けられている感覚。 大島弓子作品を愛読していたのは、高校2年からで、高校3年の時…

SKYMATES!

今日、故郷に帰りました。先日引越しした際にこれはいらないなと思った荷物を持っていたので、相当難儀しました。 スカイメイトという、キャンセル待ちの予約システムを利用したのですが、一回は満席だったために、もう一回は放送がよく聞こえなかったために…

スピッツ「スピッツ」

今日はスピッツがデビューした日であります。今年で14年目。時に節目になるわけでもないんだけど、2nd、3rdもとりあげたんだから、1stもと思って。 WeezerやGREENDAYのデビューアルバムを聴いたときと同じようなことを思ったわけ。ジャンルは全然違うけどね…

銀杏BOYZ 世界ツアー「太宰府行ってお参りして、親富孝通りで羽目外してってかー?」@福岡DRUM LOGOS  w/サンボマスター、水中、それは苦しい

銀杏BOYZ、サンボマスターの合同レコ発ライブに行ってきました。 ソウルミュージックのSEから一発目はサンボマスターだなと思ってたら、やっぱり一発目はサンボマスター。一曲目の「歌声よおこれ」からはじけてたね。それから、一曲ごとに文字通り弾き語りの…

THE CARDIGANS「first band on the moon」

新しい部屋で一番最初に聞きたくなった音楽。なんだか春の夜みたいな雰囲気がする。 それより何より、アレンジがいいと思いませんか。とにかくハッピーな気持ちになれると思います。軽くつぶれてるんだけど可愛い音のギターリフとか、遊び心満載のオルガンと…

おひっこし

引っ越しました。 ちょっと前に、僕が友人に「今年に入ってからいいことない」と愚痴ると、彼は「家変えてから運気変えろよ」と言ったけど、そんな感じだと思う。 前の部屋は、部屋自体の空間は広いんだけど、使える空間が少なかった。ロフトがあったんだけ…

銀杏BOYZ「DOOR」

もう一枚のほう。こちらではより叙情性が増している気がする。ゴイステ時代から好きだった「惑星基地ベオウルフ」や「銀河鉄道の夜」みたいに、ミネタの故郷、山形の夜が思い浮かぶようなナンバーが多い。本作も前半はかなり音が汚い。ハードコアだ。だけど…

銀杏BOYZ「君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命」

発売日をこれほどまでに心待ちにしたアルバムは久々だった。 ゴーイングステディのフロントマンだったミネタカズノブ率いる銀杏BOYZ初音源で、二枚同時発売。発売当初は相当話題になったこの曲。発売当初、僕はこのアルバムにある歌詞と同じような感じで、プ…

矢野絢子「ナイルの一滴」

俺がこのアルバムを聴くきっかけは、去年の11月ごろにたまたま有線で聴いた「ゼンマイ仕掛け」。バイオリンの音と、アップテンポなピアノ、比較的高めのキーのボーカルからなるこの歌は、なんだかとても切迫した感じで、個人的なイメージだが、中国の田舎の…

eastern youth「DON QUIJOTE」

イースタンユースの「矯正視力〇・六」は僕の2004年の夏のテーマソングだった。夏って言ったって別に海に出かけたとかそういった夏の風景じゃない。本当は熊本の海に出かけたんだけど、その前の一週間くらい研究室の手伝いをしていて、18時くらいまでずっと…

イノマー・ミネタカズノブ『真夜中のふたりごと』

引越しシリーズ。読んだのは去年の夏。 きっとPTAとか毎週クラブに通う姉ちゃんとかサッカー部のモテモテ野郎とかには何の意味もないけど、ある種の人間にとってはかけがえのない悪書、ミネタの言葉を借りるとそういうことになるのだろう。ミネタはこの時期…

Mr.Children「シフクノオト」

ミスチル11枚めのアルバム。一言で言えば、濃い。 正直に言えばこのアルバムタイトルは全くピンとこなかった。至福の音といえば、僕がイメージするのはムームとかシガーロスあたりのエレクトロニカ。漢字違えて私服の音なら、ハナレグミやそのルーツミュージ…

大塚愛「LOVE PUNCH」

「もう一回!」でおなじみの「さくらんぼ」で一躍有名になったアイドル系シンガーソングライター大塚愛の1stアルバム。これは冗談じゃなく名盤。 発売当初に聞いたんだけど、聞くときにはある程度好意的だったものの最初大塚愛を見たときの印象はあまりよく…

大槻ケンヂ「グミ・チョコレート・パイン パイン編」

音楽や小説などさまざまな分野で活躍中の大槻ケンヂの書く青春大河小説三部作の最終章。僕はこれを墓場まで持っていこうと思う。高校一年生のときに始めて読んだグミ編、チョコレート編はご都合主義な展開が気になるものの、全体的には僕のようなオタク系男…

羽海野チカ「ハチミツとクローバー」

引越しシリーズです。 「ハチミツとクローバー」を読んだのは2004年の1月あたりだった。氷点下まで下がる冬での生活は初めてだった。そんなときにこれを読んだのだけれど、なんだか、ほんわかした気持ちと一緒に痛々しい気持ちにもなった。 ストーリーは、…

aiko「暁のラブレター」

引越しシリーズ。 今回紹介するのはaikoの5枚目のアルバム。新作やれよって声も聞こえてきそうだけど、あれも感想が固まったら書きたい。 今作がリリースされたのが2003年12月で、aikoが冬にアルバムをリリースするのは初めてだった。そのためか、今作では…

千原兄弟「はじめTOUR 金龍飛戦 1998VERSION」

俺が千原兄弟のコントに求めるのは、笑いもそうだけど、きっと場末な感じだ。兄弟だけあってお互いを幼いころから知り尽くしている2人の作るコントは子供の発想を上手に組み立てた感じがして、ジャリズムよりもジャリズムだ*1個人的に好きなのは「煮つまっ…

ラーメンズ「Cherry Blossom Front 345」

もともと俺は大のお笑い好きで、中1から中2のころは2丁目劇場でシャンプーハットや次長課長、スミス夫人、LaLaLa、ブレイク前の中川家や陣内智則、ハリガネロックなどに興じる一方、ボキャブラ天国も毎週チェックしていたんだから、この時期に俺の、西も…

HALCALI「HALCALI BACON」ほか

引越し記念シリーズ第六弾。ハルカリの2003年発表のファーストアルバム。この年の始めに聴いた「タンデム」で、何だこりゃあ!?って思ったんだよね。アイドルっぽいとは思ったけど、ヒップホップの取り入れ方が今までにない感じがしたし、それでいて、リッ…