OKINAWA MOVIE LIFE

沖縄(宮古島)在住の映画好き。ツイッターは@otsurourevue

2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

戸川純「玉姫様」

戸川純のソロ1stアルバム。1984年発表。 既にゲルニカでの活動を行っていた戸川純ですが、このアルバムでは現在でも根強くガールズポップにその影響の影を残す戸川のパブリックイメージが確立されています。 とにかく、歌がうまいと思います。歌のうまさは決…

TRICK劇場版2

最後だと噂もあるTRICKシリーズの最新作。今回のゲストは片平なぎさ、堀北真希、平岡祐太など。 個人的には好きだ。これはもうTRICKファンの欲目もあるのだろうけど、ぼくとしてはTRICKを映画館のシートに座り、あのテーマソングと独特の雰囲気を味わうだけ…

木更津キャッツアイ

クドカンの通産3本目の連続ドラマ。TBSにて金曜10時から放送。2002年1月〜3月。 クドカンの出世作であり、いわゆるクドカンスタイルを築きあげた作品といっても過言ではないでしょう。 さて、(ドラマの)クドカン作品の主役として多くの人が思い浮かべるのが…

オキナワノコワイハナシ4

琉球放送製作のローカル番組。 内容は、沖縄の文化をベースにしたホラードラマが「世にも奇妙な物語」のようなオムニバス型式で三本。・煙が目にしみる 3本の中で一番好きな作品。シンプルさゆえに脚本の良さが冴えていた。 粗筋は、骨董品好きの青年、ある…

ああ今日は新しい僕の誕生日なんだ記念写真を撮り直すからおいでよ

しばらく休んですいませんでした。 25日公務員試験を受けてきました。 今日から生活を改めて立て直して行こうと思います。無論、その生活の中にはこのブログを書くことも入っていますが。

野ブタ。をプロデュース

脚本:木皿泉 原作:『野ブタ。をプロデュース』 白岩玄(河出書房新社) 音楽:池頼広 演出スタッフ:北川敬一、佐久間紀佳 プロデューサー:河野英裕、小泉守、下山潤 演出:岩本仁志 制作:トータルメディアコミュニケーション キャスト:亀梨和也、山下智久、堀…

池袋ウエストゲートパーク

主題歌 - SADS『忘却の空』(東芝EMI)制作協力 - オフィスクレッシェンド 制作 - TBSエンタテインメント(現:TBSテレビ)脚本 - 宮藤官九郎 音楽プロデューサー - 志田博英 音楽 - 羽毛田丈史、曾田茂一(FOE)、KREVA 撮影 - 唐沢悟、斑目重友 CG - 曽利…

橋本治「つばめの来る日」

橋本治の短編集。1999年出版で、文庫化は2001年。 ぼくは高校の頃「桃尻娘」シリーズを読んで以来橋本治を好読していたのだけれど、べつに新刊ごとに買い求めるというほどもなく、古本屋に行ったらとりあえず「は」を探すくらい。この人は「桃尻娘」および「…

間宮兄弟

監督・脚本:森田芳光 原作:江國香織 音楽:大島ミチル 主題歌:RIP SLYME「Hey Brother」 キャスト:佐々木蔵之介 塚地武雅 常盤貴子 沢尻エリカ 北川景子 中島みゆき 戸田菜穂 岩崎ひろみ 佐藤隆太 横田鉄平 高嶋政宏 広田レオナ 加藤治子 桂憲一 佐藤恒…

王様のレストラン

脚本:三谷幸喜 演出:鈴木雅之、河野圭太 音楽:服部隆之 プロデューサー:関口静夫 キャスト:松本幸四郎(千石武)、筒井道隆(原田禄郎)、山口智子(磯山しずか)、鈴木京香(三条政子)、西村雅彦(水原範朝)、小野武彦(梶原民夫)、梶原善(稲毛成…

石田衣良「骨音 池袋ウエストゲートパーク?」

IWGP三作目。 ふと思ったのだけれども、石田衣良さんは1960年生まれ。おそらくは全共闘を子供の頃に見た世代。IWGPは若者のリアルを描いた小説だと思われがちだし、実際にそうだと思うけれども、IWGPを書き始めたときにはすでに37歳で、若いとはいえない年齢…

石田衣良「少年計数機 池袋ウエストゲートパーク?」

連作シリーズ、池袋ウエストゲートパーク(以下IWGP)の2作目。1999年から2000年にかけて発表されており、ドラマ版は「少年計数機」までだ。 少し長めの「水のなかの目」で考えたこと。暴力に対しての立場。IWGPにはチーマーの抗争等を描いてるゆえに、暴力…

石田衣良「池袋ウエストゲートパーク」

石田衣良さんのデビュー作。1997年に発表され、オール読物推理小説新人賞を受賞している。2000年にはドラマ化しており、こちらも名作として語り継がれている。 とにかく文体がかろやかで瑞々しいというのが特徴。マコトという雄弁な語り手から直接話を聞かせ…

音楽が途切れた理由

ここ最近、音楽関連の記事を書いてませんが、これは意図的なことで。 5月の中旬から学校関連で少し問題があって、それで、たぶん軽くうつ入っていると思われます。 もともと「うつ診断チェック」なんていうアンケートがあればかるく8割は当てはまる慢性うつ…

東野圭吾「容疑者Xの献身」

東野圭吾の直木賞受賞作。2005年出版。 白夜行を読んだときも思ったが、この人の理系ならではの構成力には頭が下がる。絶対思いつけないし、いくら考えをめぐらせても東野圭吾の掌中にある、そんな気がする。 トリックについては触れられないので、レビュー…