OKINAWA MOVIE LIFE

沖縄(宮古島)在住の映画好き。ツイッターは@otsurourevue

2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧

JITTERIN’JINN 「8-9-10!」

ジッタリンジンがデビュー10周年を記念して1999年に出したベストアルバム。 ジッタリンジンといえば、Whiteberryもカバーした「夏祭り」が有名だと思うんですけど、これ、本当に日本の歌謡史に刻まれるくらいの名曲だと思うんですよ。昔の歌謡曲っぽいなと…

Fishmans「1991−1994」

最近出ているフィッシュマンズのアルバムは、レンタルはしても買わないだろうなという気がする。いいのは直感でわかるんだけど、なんだか、フィッシュマンズのベストアルバムはこれと、「Aloha Polydor」だっていうこだわりみたいなのが俺の中にできているか…

SINGER SONGER「初花凛々」

ついに、Coccoがかえってくる。 数ヶ月前にSINGER SONGER始動の記事を目にしてから、すごいたのしみに待ってた。アーティスト写真やジャケット写真を目にしてから期待は否が応でも高なった。 そして今日、ようやく聞けた。心底から歌うことを楽しんでるCocco…

the pillows「LITTLE BUSTERS」

ピロウズが1998年にリリースしたアルバム。ピロウズで一番聴いたアルバムはこれだろうなと思う。受験期のころよく聞いてた。 一曲目から歪んだギターで遊び心が満載だし、2曲目のシングルにもなった「アナザーモーニング」はさわお君の優しい歌声で「扉の向…

the pillows「Thank you, my twilight」

ピロウズが2002年に出したアルバム。個人的に、「Please Mr.Lostman」と近い印象がある。ただ、あれから5年たって、強さを身につけた感じ。メロディラインも素敵だし、歌詞も、前作にあった英語に逃げるような感じはなく日本語で勝負している気がする。 個人…

GRAPEVINE「Lifetime」

GRAPEVINEが1999年にリリースした2ndアルバム。オリコンチャートで3位とかなってすごい話題になっていた覚えがある。今のサンボマスターに近い状況だったかもしれない。R&Bを取り入れた作風も似ている気もするし。ただ、決定的な違いは田中和将は山口隆より…

雑記

今「ファイト!」ではてな検索をしてみたら、この曲、HIGHWAY61がパクっただのなんだので今いろいろ言われているらしいですね。僕はまだHIGHWAY61のほうは未聴なんでよくわからないですけど。 音楽を聴く際にはメロディを重視する僕としてはなるべくならオリ…

中島みゆき「Singles 2000」

中島みゆきが2000年に出した編集版で、1994年リリースの「空と君とのあいだに/ファイト!」から2000年リリースの「地上の星/ヘッドライト・テールライト」までを収録している。正確に言えば「糸」の初リリースは1992年だし、「ファイト!」に至っては1982…

今日って

井上和香と熊田曜子って同じ誕生日なんだ。へぇ。5月13日。

レミオロメン「ether」

ボーカルの藤巻君の声が太目でその上優しさと切なさを感じさせて、アレンジもシンプルで押し付けがましくなくて、曲と声が主役というスタンスで、歌詞が叙情的叙景的なんていうバンドがいたら、俺好みじゃないわけないじゃないか! 「南風」がオリコンチャー…

R. Kelly「chocollat factory」

R&BシンガーのR.ケリーが2003年に発表したアルバム。俺が初めて聞いたソウル/R&B作品かもしれない。ラップの要素なども取り入れた曲もあるのだが、70年代ソウルに影響を受けた作品が中心で(偉そうに書いてますがライナーで読んでマーヴィン・ゲイを後追い…

村上春樹「海辺のカフカ」

3月の帰郷の際に飛行機の中で読んで、それっきりほっぽり出していたからGWの滞在中には読んでしまおうと思っていた本です。村上春樹が2002年に発表した長編小説。 別に熱心なファンでもなく、文庫になってやっと読むようなファンなんだけれども、村上春樹を…

COBRA「CAPTAIN NIPPON」

多分、日本で一番「Oi」と言ったバンド、COBRAのセカンドアルバム。1990年11月発表。 ハードコアを通過した今のリスナーの耳だと、このスカスカの音は大人しく聞こえるかもしれません。ただ、このスカスカな音だからこそ曲のポップさが冴えて聞こえる気がし…

やまだないと「ero*mala」

やまだないとの1998年に出版した短編集。このころからやまだないとの描くキャラはまるでCharaのごとく厚い唇が特徴となっています。全体の雰囲気としては、フランス映画のようなけだるさとか、CGを用いた線のぼやけが特徴です。 表題作「エロマラ」を読んだ…

永野のりこ「土田くんてアレですね!」

初めて読んだ永野作品で、高2のときでした。 オタクの女王・永野のりこが1997年に発表した中編集。永野マンガといえば、眼鏡でマッドサイエンティストでストーカーの男の子が女の子をいじめるというのが定石なんだけれど、この作品は少し違います。 まず、表…

加藤伸吉「バカとゴッホ」

モーニングの増刊誌で連載されていた「バカとゴッホ」という作品と、数本の短編を収めた加藤伸吉の作品集。 とにかく、「バカとゴッホ」を読んでほしい。力強い線で描かれた本作は、確かに好き嫌いは分かれるだろうけどある種の人にはこの上ない力を持って訴…

ひぐちアサ「ヤサシイワタシ」

今や「おおきく振りかぶって」で人気作家にと成長してしまったひぐちアサの、初単行本で、初連載作。僕がこれを読んだのは2004年の2月で、大学一年でした。 ストーリーは、大学2年で写真部に入った芹生がタイ旅行から帰ってきた弥恵と付き合い始めるが、彼女…

岡崎京子「Pink」

岡崎京子が1989年にヤングザウルスという雑誌で連載していた漫画。 僕が初めて読んだ岡崎京子の漫画がこれで、高1の6月くらいだった。たしか、当時僕は岡崎京子のことをレディースコミックの人だと思っていたんだよね。それだって間違ってはいないだろうけ…