OKINAWA MOVIE LIFE

沖縄(宮古島)在住の映画好き。ツイッターは@otsurourevue

2005-01-01から1年間の記事一覧

めし

1951年公開。監督: 成瀬巳喜男 原作:林芙美子 出演: 上原謙, 原節子, その他。 えっと、今僕は帰省中なんですが、この映画は、地元にある名画座的なところでやっていたので観ました。僕が高校生で実家にいたころはその名画座はなくて、もし高校生のころか…

しまった!

BEST SONGSは5曲だった。とみぃさん、上から五曲お願いします。

今年の総括(ベストアルバムとか何とか)

TMQ-WEBさんでやっていらっしゃるので、参加させていただきます。 ALBUM OF 2005:?銀杏BOYZ「君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命」 ?銀杏BOYZ「DOOR」 ?小田和正「そうかな」 ?曽我部恵一「ラブレター」 ?サンボマスター「サンボマスターは君に語りかける」 …

コーヒー&シガレッツ

2003年公開。製作国アメリカ。監督:ジャー・ムッシュ。出演:ロベルト・ベニーニ、スティーヴン・ライト、ジョイ・リー、サンキ・リー、スティーヴ・ブシェミ、イギ-・ポップ、トム・ウェイツ、ジョー・リガーノ、ヴィニー・ヴェラ、ヴィニー・ヴェラ・ジュ…

カルネ

1991年公開。フランス映画。 監督:ギャスパー・ノエ。 出演:フィリップ・ナオン、ブランディーヌ・ルノワール、フランキー・パン カンヌなどでも高い賞を受けたフランス映画なんですけど、冒頭から結構エグいシーンがあって、見る人を選ぶ作品だと思います…

TRICK

2000年7月〜9月放送。演出:堤幸彦、出演:仲間由紀恵、阿部寛、生瀬勝久、野際陽子、前原一輝、菅井きん(1〜3話)、山崎一(1〜3話)、伊藤裕子(1〜3話)、河原さぶ(1〜3話)、篠井英介(4〜5話)、佐伯日菜子(6〜7話)、橋本さとし(8話)、大木凡人(…

犬神サーカス団「グレイテスト・ヒッツ」(2004)

ビジュアル系バンド・犬神サーカス団のメジャーデビューアルバムにしてインディー時代の総括。いろんなジャンルの曲が入ってます。 おそらく筋肉少女帯や人間椅子から影響を受けたんだろうなって言う詩の世界観が個人的にはツボだった。「犬神サーカス団」っ…

ガール・ネクスト・ドア

2004年公開の青春映画。『24』に出演していたエリシャ・カスバートがヒロインを演じています。 内容は、ハイスクールで生徒会長を務めるマシュー、まじめだけがとりえで地味な青年、高校の思い出はと言われても思い当たることがない。そんな彼が卒業間際、隣…

BLANKEY JET CITY「C.B.Jim」(1993)

やっぱりこれも書きたくなった。ブランキー3枚目のアルバム。1993年発表。物議をかもし出した「悪いひとたち」や、ライブで人気だったナンバー「PUNKY PAD HIP」なども収録。 前作「BANG!」が陰とするとこちらが「陽」。言ってみれば、その日の気分によって…

BLANKEY JET CITY「BANG!」(1992)

日本最強のロックンロールバンド・ブランキー・ジェット・シティー(以下ブランキー)が1992年にリリースしたセカンドアルバム。個人的には、最高傑作だと思う。ナイフみたいにヒリヒリする感触のアルバム。空気をズタズタに切り裂くギター、凶暴なドラム、…

THE STYLE COUNCIL「CAFE BULE」(1984)

ポール・ウェラーが1982年にTHE JAMを解散してはじめたユニット・THE STYLE COUNCILが1984年にリリースしたデビューアルバム。 とにかく、幅広いというのが第一印象。ボサノバ・ソウル・ジャズ・ヒップホップなど、全体的にブラックの要素の強い音楽からの影…

遠藤浩輝「遠藤浩輝短編集」

遠藤浩輝が1998年に出版した短編集。全部で3篇収録。アフタヌーン掲載。続編が2002年に刊行されている。絵は写実的で、デコボコした感じ。 「カラスと少女とヤクザ」はまるで北野武の映画のような、乾いた世界観に暴力の要素が詰め込まれた、残酷なんだけど…

原律子「改訂版大日本帝国漫画」

女流エッチ漫画家とされた原律子さんが1985年に出した短編集。ってかギャグマンガだから短編集ぢゃないね。 原律子さんの魅力は、微妙な大正浪漫的な雰囲気の引用だと思います。内容はあけすけもないエロネタなんだけど、絵はかわいいし、登場する女性の傾向…

木尾士目「げんしけん」

2002年よりアフタヌーンで連載開始された、オタクな大学生の日常をほぼありのままに描いた漫画。アニメ化もされたらしい。てか、よくアニメ化されたな。一番そういったものとは縁遠そうなんだけど。 それと、この漫画がすでに3年以上も連載が続くほどの人気…

ケイゾク

1999年の1月から3月にかけてTBSで放映されたドラマ。枠は金曜の10時から。堤幸彦演出。出演は、中谷美紀、渡部篤郎、竜雷太、鈴木紗理奈など。 まず特筆すべきは、映像感。日本のドラマにはあまりない手法を使って、描かれる刑事ミステリーは、ザッピングな…

滝本竜彦「ネガティヴ・ハッピー・チェインソー・エッジ」

ひきこもり出身の作家、滝本竜彦のデビュー作。 経歴を見るに、この方がひきこもりをしていた時期ってのは1999年前後ってことになる。まだネットもそれほど普及してなかった時代に、彼が自分のアイデンティティを求めたのは何だったのだろう?多分今ひきこも…

BUMP OF CHICKEN「supernova/カルマ」(2005)

バンプの新曲。 俺にとって、ねえ、バンプはやっぱり好きなバンドだし、何度もなかされてきた。藤原君のかすれ気味の声、ミネタくんといっしょで、声だけで泣かせてくれる人だと思う。 で、この「supernova」。たぶん今年でた中で一番の名曲として認定しちゃ…

椎名林檎「無罪モラトリアム」(1999)

椎名林檎のファーストアルバム。1999年リリース。 僕にとって椎名林檎の音楽は金曜日の夕暮れの音楽だ。このアルバムでも何曲か夕暮れの情景を歌った曲があるけど、なんだろ、夕暮れの情景ってのは日本人の琴線に否応なく触れるのが理屈抜きであって、それが…

eastern youth「雲射抜ケ声」(1999)

イースタン・ユースが1999年にリリースしたアルバム。全体を通して、確かに重いというか、その重さもポージングとしてつけられたものでは決してなく必然性のある重さという気がする。 イースタンは1998年ごろからメディアにも盛んに取り上げられるようになり…

筋肉少女帯「レティクル座妄想」(1994)

宇宙人上等!(何のことか分からない方ははてなキーワード「はてな伝説」をお読み下さい。) 大槻ケンヂ率いるミクスチャーバンド・筋肉少女帯の1994年発表のアルバム。エッセイなんかを読んでみると、オーケンはこの頃多少精神の調子を崩していたらしい。詳…

スガシカオ「4 FLUSHER」(2000)

さて2000年に入る。パトカーできた警官たちをバックバンドにしてうたうプロモのシングル「SPIRIT」が「きっと全てがうまくいくと思いながらつまづいたり時々うまくごまかしたり…」なんて今までにないポジティブなメッセージで、シカオがどうなるのかと思った…

スガシカオ「SWEET」(1999)

スガシカオの1999年第一弾シングル「夜明けまえ」はシカオもパブリックイメージを外側からクリックしたような曲だった。緻密な描写、閉塞感を感じる叫び、そのどれも誰もがイメージするスガシカオ像だった。ただ、この曲は今までになくアレンジがポップスに…

スガシカオ「FAMILY」(1998)

シカオは1997年秋に出したシングル「愛について」から帽子を取り、この曲のプロモで何もつけてない顔を見せている。結構男前だ。次のシングル「ストーリー」からはまたサングラスをかけて素顔を隠しちゃうんだけど(「FAMILY」のジャケットでも手で顔を覆っ…

スガシカオ「CLOVER」(1997)

シンガーソングライター・スガシカオのデビューアルバム。 スガシカオ、山崎まさよし、GRAPEVINE、この三組には、アロハプロダクション所属って以外にも、新曲を出せば10位から20位前後に入るといった売れ方が似ているという共通点がある。音楽性にしても、…

aiko「夢の中のまっすぐな道」(2005)

aikoの2005年発表の6枚目のアルバム。 これは、2002年発表の「秋、そばにいるよ」に続く地味路線だと思う。たいてい、ポップスのアルバムは先行シングルとして切られた曲が1〜3曲目にはいることが多い。これはこうすることでアルバムに勢いをつけることがで…

山崎まさよし「アトリエ」(2003)

まさやん2003年発表の5thアルバム。30代になって初めてのアルバム。なんと、作詞作曲編曲プロデュースどころか、すべての楽器演奏までも担当した、けれど全体としてはバンドサウンドになっているアルバム。この人の才能に触れるとため息が出る。 山崎まさ…

NOB「colors」(2004)

2004年に、フロントマンの鎌田さんの急逝によりその活動を停止したパンクバンド・NOBの2004年発表のアルバム。 内容は、ジャケット同様にシンプルなパンクロック・メロディックハードコアが10曲、それだけなんで、ハイスタみたいなアクの強さや、ハスキンみ…