LAUGHIN' NOSE「PUNK IT UP」
今回は別にアルバムを取り上げるわけじゃないんだけど、なんか今の気分だったから。80年代に活躍した日本のパンクバンドで、1991年に一度解散するも現在は再結成して活動中のラフィン・ノーズというバンドが解散直前にリリースした曲。
たぶん、ハードコアを通過した現代のパンクリスナーにはそんなにハードな曲には写らないかもしれない。歌詞だって、正直パンクにしてみれば優等生なところあるし(JUN SKY WALKER(S)ほどではないが)。ラフィンノーズは今までインディーズのベストと「LAUGHIN' ROLL」('86)しか聴いたことがないんだけど、どっかブランキーに通じる少年性を内包した歌詞・メロディー・チャーミーの声が魅力だ。
なんだかね、今パンクアンセムみたいな曲を聴きたい気分なのかもしれない。グリーン・デイの「バスケットケース」はPVからもわかるとおりこういった曲がよく響いていたころの気分を表しているし、少し優等生過ぎるきらいはあるもののジュンスカの「MY GENERATION」だってそうだ。俺は今21で、こういった青臭いパンクアンセムを聞くには、ギリギリかなという年齢。だから無性に聴きたくなったのかもしれない。
- アーティスト: ラフィン・ノーズ
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 1994/07/20
- メディア: CD
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