ポンヌフの恋人(レオス・カラックス)
今年は積極的にこの言葉を使っていこうと思うけど、「言語化できない」。ストーリーは散漫だけど、映画的としか言いようのない映像の連続で、すげえと思った。ただ、なぜすげえと思ったか言葉にできない。
よくアルモドバルの映画なんかでポスター等女性の顔が拡大された写真と男性の対比が出てくる。これはカラックス作品にも共通するのだが、女性に対する憧れとともに、映画ひいては芸術に対するそれと近いのかなと思った。
だから、芸術と女性を独占したくてアレックス(ドニ・ラヴァン)は後半、とてつもない行為をする。
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