みんなのいえ
2001年作品。監督・脚本:三谷幸喜 音楽:服部隆之
出演
柳沢英寿(デザイナー):唐沢寿明(柳沢英寿)、田中邦衛(岩田長一郎)、田中直樹(飯島直介)、八木亜希子(飯島民子)、伊原剛志(荒川Jr.)、白木晃(須賀)八名信夫(荒川Sr.)、野際陽子(飯島セツ子)、清水ミチコ(青沼美栄子)、山寺宏一(青沼菊馬)戸田恵子(バーの客)、小日向文世(マスター)、松重豊(男)、明石家さんま 、中井貴一、香取慎吾、真田広之、ゴジラ
三谷幸喜監督二作目の映画。テレビで観ました。
少しこれはよくないかな。別に三谷作品に派手さを求めているわけじゃないけど、これは少し地味すぎて面白くないかも。個人的には唐沢寿明のほうに感情移入していて、田中直樹の優柔不断さにイライラすることが多かったから、あまりいい印象ないのかもしれないけど。あまり三谷フリークではないけど、確か、2001年ごろって三谷幸喜が微妙に不調な時期だった気がする。
ただ、「ラヂオの時間」にせよ「みんなのいえ」にせよ、それぞれ形は違えども自分の世界を持っていて作り出す作品に誇りを持っている人たちが、その違いでぶつかり合うことで生まれる人間模様、っていうのがテーマとしてあるのだと思う。一番好きなシーンは、家作りのやる気を失った唐沢寿明に田中直樹が「芸術家なら自分の納得の行くように」と説得するところ。
あと、やっぱり和室は広すぎだろう。
38/100
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