2014-01-01から1年間の記事一覧
2014/7/25@新文芸坐 漫画の実写化かくあるべし。 要は、少年漫画らしいスケベな主人公にジャッキー・チェン要素を足したもの。格調高さはまるでないものの、漫画の登場人物をパロディ的に再現するばかばかしさに拍手。 漫画的なばかばかしさというのは衣装…
2014/7/25@新文芸坐(鈴木則文特集上映)『コータローまかりとおる!』よりこちらの方が完成度高い。けれども、こちらのほうが支離滅裂だw この真田広之(写真右)を見て笑わない人がいるんだろうか。 基本的に黒崎輝を主人公にした漫画原作映画はどちらも…
2014/7/30@シネマQ 事前の期待は低かったがとてもよかった!ディズニーにおける悪役の捉え方の見直しについて、新たなる段階に入っていると思った。 これまで、『塔の上のラプンツェル』で、毒親をモチーフにした現実感のあるな悪役を描き、『シュガー・ラ…
2014/7/29@天神東宝シネマ 上質の児童文学。夏休みに親戚の家に泊まりに行った感触とか、子供の頃の肌感覚が甦るよう。優れた小品だと思います。 去年ジブリの二大巨頭の監督作品が相次いで公開されたこともあり、どうしても比較されてしまうので圧倒的に分…
2014/7/29@天神東宝シネマ 原作既読だがほとんど内容を忘れていたので初見のように観ることができた。現代アクション映画として情報量の詰め込み型としては最高に近い出来になっていると思うが、こちらの体がついていかなかった。 とにかく前半は100点満点…
2014/7/29@ユナイテッドシネマキャナルシティ13 予感の映画。全容を理解できたわけではないが、鑑賞中に感じた違和感や緊張感、怖さをなんとか吐き出したくなる。そのため、文章に混乱が見られるのを許してほしい。 ヴィルヌーヴ作品における真実は、それを…
2014/7/28@Tジョイ博多 どうしようか。『下妻物語』以降の中島作品はすべて観ているし、そのどれもに良い評価を下してきたのだがここにきて黄信号。もちろん、今の日本映画に一石を投じる役割を果たしているとは思うし、無価値な作品とは思わないが、ただ残…
昨日、彼女とケンカした。いや、ケンカになりそうでならないくらい、火がつかないくらいの不完全燃焼だったというべきか。 理由は、僕が那覇に戻る時の詳しい日程を教えていなかったからだ。今日から数日間、東京、高知、福岡に旅行に行くのだが、旅行の準備…
レンタルDVDで鑑賞。 もうすぐ公開されるリブート版『GODZILLA』の監督に抜擢されたギャレス・エドワーズのデビュー作品。 タイトルから連想されるようなモンスターパニック映画を期待すると少し肩すかしをくらうかもしれない。ただし、SFであることは間違い…
表現したいと、思った。 自分には本とかCDとかDVDとか、見もしないのに買い込んでしまう癖がある。 なぜか。現状に満足していないから。 昔から表現する人は俺にとってヒーローだった。 この優しくない世界に、甘えといわれようと何か心地よい世界を作りたい…
レンタルDVDで鑑賞。内容に触れています。読む際にはご注意を。 人気シリーズの劇場版は、アイドルの小明が本人役で登場したり、扱うものもタタリ村とスケールアップしていたりとかなり今までと違った趣向が目立つ。 ただ、実のところ本来多くの人に開かれて…
白石晃士監督のホラーシリーズ『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!』(以下『コワすぎ!』)を劇場版まで一気に見ました。 劇場版のレビューを書く前に、とりあえずシリーズの総括的なものを書きたいと思います。 去年くらいから巷(主にtwitter界隈)で『コワす…
レンタルDVDにて鑑賞。 内容は、カンパニー松尾を中心とするAV監督たちが東京から北海道までキャノンボール(いわゆる公道レース)で順位を競い、その間に各地でテレクラやナンパを行い、その内容によって点数を競い合うというもの。 初めにヨタ話から入るが…
レンタルDVDにて鑑賞。 僕は結構好きです。時間が経つのを感じないくらい没入させてくれたし。世界観の構築も見事だと思うし、あと風刺的なSFは大好物なので。 旧作のほうは1しか観ていないけれども、あちらも完璧な映画だと思ってます。そして2014年版はか…
レンタルBLU-RAYにて鑑賞。 うわー、すごい好きだこれ。こういう映画を積極的に推していきたい。 満点のコメディ映画だった。こういう映画があるという事実だけでうれしくなる。ジェニファー・アニストンはいい歳のとり方をしているなと思った。 この映画の…
レンタルにて鑑賞。 テーマの重要性が強い作品。なので簡単に好きとか嫌いとかで判断できない。ただ、重要な映画だと思ったし、日本ではこんな映画作られないだろうなと思わざるを得なかった。 ノンフィクション映画ではないのだけれども、ノンフィクション…
2014/6/17@桜坂劇場 この映画については、二階堂ふみの演技については恐ろしさを感じるくらい完璧だと思うと同時に、やっぱり熊切監督の演出はあまり肌に合わないと実感した。 熊切監督の映画は近藤龍人さんの撮影による寒々としているけれども美しい風景が…
2014/6/15@シネマQ ちょう最高!至福の100分。21世紀に入ってからのウェス・アンダーソン最高傑作では? 一緒にこの映画観た彼女は初めてウェス・アンダーソン作品を観たのだけれども、楽しめたと言っていたので、おそらく映画マニアだけに訴求する作品で…
2014/6/15@桜坂劇場 タイトルとは打って変わってかなりビターな映画だった。非常に有意義な問いかけであると思う。 多くの人の胸に訴えかける物語であり、メッセージ性が重要な作品奈緒で本当はあれこれ批評するのは的外れなのかもしれないです。けれども、…
レンタルBlu-Rayで鑑賞。とてもよかった。ポン・ジュノすごい。ただ、正直なところすべてを受け止めきれなかったかも。 この映画は実はハリウッド映画ではない。出資国にアメリカはいるが、撮影はチェコだし、そして何より韓国映画だ。韓国の映画に世界各地…
レンタルBlu-Rayで鑑賞。惜しいなあ。十分面白くできそうなのに。西洋を舞台にした原作をパラレルワールドに置き換えた発想は悪くないし、美術もがんばっているので、設定を突き詰めて、あと演出の改善を行えば十分良作になれたのに。 昔くりいむしちゅーの…
レンタルDVDで鑑賞。 青春を決して過大評価も過小評価もせず描いている(そりゃエマ・ワトソンが演じることで生じる付加価値はあるが)。 なんというか、この映画を語っているとどんどん自分語りが出てきそうなんで、少し調節しながら話したいわけです。数年…
レンタルDVDで鑑賞。夜の映画。この映画はいくつもの相反した要素を併せ持ちながら進んでいく。古い技術/新しい技術、闇/光、生/死、男/女。そして辿り着く先。 おそらく僕が言わなくてもこれまでに百万人が言ったことだとは思うが、音楽や文学を愛する…
レンタルDVDで鑑賞。 冒頭4分間を映像化して公開し、それから先の脚本を一般公募したという実験的な作品。いわゆるヴァーホーベン的な悪趣味が、映像的に出てきているのは実はこの4分間だったりする。つまり、トイレの中に見えるあれですね。 私はどうしても…
レンタルBlu-Rayで鑑賞。 久々に観た。大学入学当時というこの時期を切り取ってくれるだけで傑作認定したい。タイトルに反してほとんど物語はないにも関わらず女の子のスター性でひっぱるのはこれと『もらとりあむタマ子』くらいでは。 実は、中盤に回想で北…
輸入版Blu-Rayを英語字幕付きで鑑賞。ファーストシーンから「あ、これ俺の好きな演出だ」というのが冴えわたっている映画。とてもよかった。 とはいえ、この映画は別段新しいことをしているわけではない。ストーリーは私の拙い英語力でも理解できるくらいシ…
youtubeで鑑賞。いやー、これはまさにナーメテーター。普通によかったし、泣けた。 「働く」というテーマに絞った脚本もよかった。けれども、僕がなんでこのあまりなじみのないキャラクターが出てくるフラッシュアニメに引き込まれたかというと、その多くは…
レンタルDVDで鑑賞。 おもしろかった!既存のアイドル映画×とあるジャンルといった趣なのだけれども、まだレンタル始まったばっかりだし、どんなジャンルかも伏せておく。どんなジャンルかも知らずに観てびっくりしてほしいという気持ちがあるので。 僕に至…
レンタルDVDで鑑賞。こんな映画観たことない!いや、実は一個だけ近い映画がある。言うならばこれはBiS版『愛のむきだし』だ。 1作目はジャンル映画にBiSという素材を乗っけて、そのケミストリーを楽しむところが大きかったが、今作は発展形としてBiSを中心…
日本映画専門チャンネルで放送していたものを視聴。 とりあえず、画質が綺麗だった。素人考えだけど、ハンディカムも多いし撮影はフィルムじゃないのかもな。 やっぱりさ、登場人物に「まあ、あそこにいい男がいるわ」と言わせてはいけないと思う。そして、…