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アイコの7枚目のアルバム。2006年発表。 夏にアルバムをリリースするのは2001年の「夏服」以来5年ぶり。曲数や収録時間も過去の作品の中では一番多い。 個人的にアイコの曲って一曲一曲が密度あるから、50分台くらいが一番楽しめるような気がするんだけど。 …
サニーデイ・サービスの5枚目のアルバム。1998年発表。 サニーデイというと、お洒落なバンドの代名詞とか、渋谷系の継承者とかいうイメージが大きいけど、このアルバムは別でマグマのような鬱屈した情念が詰まったアルバム。 サニーデイは日本人の季節感を楽…
ボビー・ギレスビー率いるバンド、プライマルスクリームの1991年発表のアルバム。3枚目だったかな。それまでのフォークやガレージ路線から、突然ハウスの傾倒しだしたことで有名な作品。 ハウスなどの電子系音楽に移行したロックバンドというのは、U2、RADIO…
スピッツの4枚目のアルバム。1993年発表。 それまでの方向性からよりわかりやすいポップに転化したといわれる作品。「惑星のかけら」までのロックで妄想的で、日本のモリッシーだのリヴァース・クオモだのの言葉を連想させたスピッツとはちょっと違う感じ。 …
エレカシの1997年リリースの9枚目のアルバム。 この時期のエレカシはシングル「今宵の月のように」がドラマの主題歌*1に使われていたこともあり、エレカシ史上今までで一番売れたアルバムとなっている。*2 エレカシというのは、季節感を大切にした叙情的な日…
1989年にリリースされた当時ブルーハーツのギター*1、マーシーこと真島昌利の1stソロアルバム。スピッツの草野マサムネもお気に入りの一枚に上げていたことで有名。 当時のブルハのイメージとは異なり、日本人ならおそらく琴線に触れると思われる夏の情景が…
只今NHK-FMのほうで「サウンドストリート21」という番組においてaikoがDJをやっている。この番組は月替わりでミュージシャンがDJを担当することになっており、先月はベンジーだった。さすがにベンジーよりは小慣れた進行を見せるaiko。ぼくは高校生のころ「a…
Coccoが音楽活動を再開した時のユニット・SINGER SONGERのアルバム。2005年発表。くるりの岸田繁・佐藤征史、ニール&イライザの堀江博久、臺太郎がバンドメンバーとして参加。 こういったことを書いていたくらいだからもちろんCoccoは大好きだし、くるりも…
戸川純のソロ1stアルバム。1984年発表。 既にゲルニカでの活動を行っていた戸川純ですが、このアルバムでは現在でも根強くガールズポップにその影響の影を残す戸川のパブリックイメージが確立されています。 とにかく、歌がうまいと思います。歌のうまさは決…
声優・平野綾のセカンドシングル。平野綾がぼくより4つも下だということを知ったかときには驚いた。ハルヒ役はこの人以外いない気がするや。 最初の頃は「ハレ晴れユカイ」のほうが好きだったんだけれども、今ではこっちのほうが好きかも。はじまりの高揚感…
アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」のEDテーマ。VIPPERがオリコン1位を目指した購買運動を行っていたことでも有名。 ところで、アニソンがチャート番組で冷遇されているなんて言うけれども、本当にそうなのかな。2002年のCDの売り上げが全体的に下がった頃、声優と…
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空気公団のアルバム。2001年リリース。 空気公団といえば、やっぱりその魅力はボーカルの山崎ゆかりの声に集約される。別にうまいわけでもないけど、心にすっと入ってきて、ずっと残っちゃうような、それでいて全然押し付けがましくないやさしい声。この人が…
スパルタローカルズのインディーズでリリースした1stアルバム。2002年リリース。 大学に入ったばっかりの頃、よく聴いてて。これと、空気公団とモーサムトーンベンダーとブラーをね。それで、一応今日のセレクションは「記憶」をテーマにします。 これに収録…
ロンドン出身のロックバンド、リバティーンズのデビューアルバム。その後の事件を考えると聴くのがつらい人も多いのでは。 ロンドンってことで、パンクを連想される方も多いけれども、個人的にはTHE JESUS AND MARY CHAINを連想した。メロディの方向性はこの…
リバプール出身のサイケロックバンド、ザ・コーラルのデビューアルバム。2002年リリース。 とにかく、哀愁を感じさせるメロディと、アコギがザクザクなったり民族楽器っぽいオルガンが鳴るアレンジ、それに酔っ払ったようなボーカルで、前半は「SPANISH MAIN…
フランツ・フェルデイナンドのデビューアルバム。2004年リリース。 このアルバム、やっぱり好きだ。こんなギターフレーズ考える奴、絶対頭おかしいと思う。SPARTA LOCALSでも思いつくまい。メロディもポップだし、とにかく褒め言葉での「馬鹿」って言葉が相…
2006年始まって早々のミュージックシーンを沸かせたUKのガレージロックバンド、アークティックモンキ−ズの1st。相当遅れてのレビュー。 このアルバムを買ったのが2月の終わりで、レビューがまたそれより2ヶ月後、ってことで出遅れている感ありありなのですが…
ガンズ・アンド・ローゼスのデビューアルバム。1987年リリース。 一般のロックファンにおいて、HR/HMは偏見を持たれていて、いわく、カッコいいけれど先進性がない、そんな感じで評価されているのは事実だと思う。実際、HR/HMが硬化したジャンルだというのは…
シロップ16グラムが2003年にリリースした、15曲入り1500円のアルバム。 個人的に、これはつなぎみたいな作品だと思っている。やっぱり「クーデター」と「マウス・トゥ・マウス」にはさまれちゃうと。どうしても小品という感じは否めない。 全体的にミディア…